17日、三重県四日市市の住宅街で家庭菜園が荒らされる被害がありました。野菜を狙って現れたのは、サルの群れでした。

17日朝、四日市市桜花台の住宅街で撮影された映像。

住宅の屋根の上に座っているのはサルです。

この映像では少なくとも4匹のサルが確認できます。

市によりますと、17日午前9時ごろ、「サルがいる」と住民から通報がありました。

住宅街で約20匹のサルの群れが目撃され、市や住民が威嚇用の花火を使って追い払ったということです。

自宅の屋根にサルが居座っていたという男性は「サルは最初にバッと来た時に30分くらいいて、そこからいつの間にかどこ行ったかわからないけど、やっぱ怖いね目が合ったもんでやばいと思って」と話します。

家庭菜園ではトウモロコシがサルに食べられたほか、足跡のようなものも残されていました。

この住宅では、家庭菜園で育てていたトウモロコシやトマトなどがサルの被害に遭いました。

住民は「大事に育ててたんですけどね、スイカもあったんですけど残りの1個それも盗られました」と悔しがります。

市によりますと、サルの出没によるけが人は確認されていないということです。

市はサルを見かけた場合は目を合わせたり刺激したりせず、その場からゆっくり離れるよう呼びかけています。