「過ぎ去りし夏を想う」
そう銘打たれ、鳥取県の大山寺で2012年から始まったというお盆の大献灯。
90本あまりの和傘がライトアップされ、美しいクラシック音楽が静寂に優しい響きを与えるこの幻想的な世界に触れられたことが、この夏の印象的な“幸運な偶然”です。
「伯耆冨士」と呼ばれる名峰・大山を登るため、登山口のある大山寺付近で車中泊しようとしていた時に出会った、お盆3日間だけの和のともし火。
大山の星空
古くから信仰の対象とされてきた中国地方最高峰は、
特別な夜にふさわしい温かな光で我々とご先祖様を照らしてくれました。