妖艶・・・?
先日、「UP!」の特集「Oh!MYナゴヤ」のロケで、
この地方で暮らす外国人の方々を取材してきました。
今回出会ったのはブラジル人男性のアリソンさん。
日本に来て「日本舞踊」の女形の美しさに魅了され、
7年間の修行を経て、お店のステージで披露しています。
着物で踊る姿は本当に幻想的で日本画から出てきたような美しさでした!!
ご自宅を訪ねた際、
アリソンさんに一番豪華な「花魁」姿を薦められ、
特別に着せて頂くことに・・・!!
その時、石神の脳裏には、花魁という妖艶な格好をして
29歳ならではの大人の色香が漂ってしまったらどうしようと
一抹の不安がよぎった訳で・・・
はい、要らぬ心配でしたね(笑)
妖艶さどころか、お茶屋さんでお団子を売っている町娘役のような
ひたすら健康的な雰囲気しか漂っていませんでした(笑)
着れば出るという単純なものではないんですね~色気って。
この花魁の着物、帯、かつらにいたるまで
ひとつひとつが布団を数枚かぶって巻いたような重さがあり、
さらに足には30センチの下駄(これも鉛のように重い!)を履いているので、
一歩歩いただけで汗だくでした。
こんな「着る」という行為だけでもスポーツのような環境の中で
あれだけ美しく妖艶な動き、表情ができるなんて・・・!
アリソンさんのプロ意識に感動したとともに
外国の方をそこまで魅了させてしまう
日本文化の美しさ、素晴らしさを改めて感じました。
それにしても普段からアリソンさんの動きって
しなやかで無駄が無くキレイなんですよね・・・
町娘の私も内からにじみ出るような色香を漂わせられるよう
ちょっとした仕草、姿勢に日本の美を意識して毎日を送りたいと思います(笑)
アリソンさん、取材にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!