令和6年能登半島地震
能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
大切なものをなくした方にとって、なくす前と同じ空気や景色は戻ってこず
どんな慰めの言葉を聞いても苦しみは拭えないかと存じます。
そのような中でもどうか、肩を貸してくれる誰かに頼りながら過ごせますよう祈っております。
私は昨年度から、「名古屋市消防局 広報アンバサダー」を務めさせていただいています。
名古屋市消防局から、私が日頃お世話になっている方々も石川県に出動されました。
雨や雪の中でも懸命に捜索・救助活動を続けられています。
こんな時、私もそうですが、被災地に駆け出したくなる方も多いかと思います。
私などにも役立てることがあるのではと考えを巡らせてしまいます。
しかし意欲だけではどうにもならず、素人はかえって足手まといになる場合が多いです。
そのような鬱々、そわそわを抱えていらっしゃる皆さん、
どうぞそのお気持ちを、ご自身の災害への備えに向けてください。
今あるものを確認するだけでなく強化してください。
その一工夫が大切な命や家を救ってくれることになるかもしれません。
ご自身を守ることは周りの人を守ることに繋がり、延いては地域を守ることへと広がります。
一歩先の防災へのお手伝いや、お子さんたちにも理解できる啓発を目指し、
引き続き「名古屋市消防局 広報アンバサダー」として
また地域に根差す一人のアナウンサーとして発信してまいります。