国府宮はだか祭に参戦!

愛知県稲沢市の天下の奇祭 「国府宮はだか祭」。
はだか男として、初めて参加させていただきました!
自ら「挑戦したい」と声をあげ、今回の参加が決まりました。
なぜ天下の奇祭「はだか祭」が1300年近く続くのか、わかった気がしました。

スタッフの背中
はだか祭の一日は、朝から始まります。
祭りの準備として、冷水で体を清め、下帯姿に。
始めての下帯でしたが、一気に気合が入ります!
準備を進めていると、同行するスタッフの背中には、ウルフィが!
お世話になった清洲西田中奉賛会の方が描いてくださったようです。

支度を終えると、なおい笹を担ぎ、「わっしょい!わっしょい!」と声を張り上げながら、国府宮を目指し町を練り歩きます。
そして地元の方に、厄除けのお守りとなる“なおいぎれ”を渡します。
深くお辞儀しながら受け取ってくださるみなさんの姿をみて、はだか祭が地域に深く根付いていることを感じました。
地元とつながっている、一つになれている気持ちになります。

そしてなおい笹を国府宮に奉納すると、いよいよ“もみ合い”がスタートします!
参道のどこから、何時に神男が登場するか分かりません。
さらには、ダミーの神男もいるんです。
そのため、先ほどまで「わっしょい」の掛け声で盛り上がっていた参道も、空気が変わるように静かに、、。
午後4時31分。
遂に、祭の主役「神男」が登場しました。
その瞬間、神男を触って厄を落とそうと、約8000人のはだか男たちによるもみ合いが始まります。
私も必死に触ろうと挑戦しますが、もみ合いによる“圧”は経験したことのないものでした。
はだか男たちは、正真正銘、命をかけて臨んでいます!
だからこそ、もみ合いに入り込むのは、怖かったです。
でも、「また入りたい!」「もう一回!」と思ってしまう楽しさがありました。
もちろん体は寒いのですが、心は熱いという初めての感覚でした。

ドデスカ+の中継を終えて濱田アナと
そして、午後5時31分。
1時間のもみ合いを経て、神男が儺追殿(なおいでん)に引き上げられました。
国府宮は拍手に包まれ、これまでとは一味違う達成感がありました。
結果、神男に触ることはできませんでしたが、はだか祭でしか得ることのできない刺激あふれる経験をさせてもらいました!
地元の人の愛に溢れ、それぞれの想いがぶつかり、魂が動く祭に参加できたこと、かけがえのない財産になりました。

清洲西田中奉賛会のみなさん
そして最後に、長年メ~テレがお世話になっている清洲西田中奉賛会のみなさん。
中野さんをはじめ、初参加の私を快く、温かく迎えてくださりました。もみ合いのときには怪我をしないようにと守ってもらいながら、「いくぞ!!」と鼓舞してくださりました。
祭りの一員にしていただき、本当にありがとうございました!
みなさんの地元愛で、清洲、そしてはだか祭がより好きになり、優しい笑顔と勇ましい姿に心が熱くなりました!
このご縁を大切に、またご一緒させてください!
ありがとうございました!!