新コーナー『大財の熱血 祭だ!Oh!宝』がスタート!!

アナウンサー2年目になりました、大財(おおたから)です。
今年度も元気に熱く頑張ります!よろしくお願いいたします!
さて、この4月からドデスカ!・ドデスカ+で放送する新コーナー
『大財の熱血 祭だ!Oh!宝』がスタートします!
今年2月に参加させていただいた稲沢市の「国府宮 はだか祭」で地元のみなさんと交流させてもらい、東海三県をより近くに感じることができました。
もっと祭りが好きになり、もっと祭りに参加したいという願いから始まったこのコーナー。
これから私、大財が東海3県の祭りを全力体験し、地元の祭りの“宝”を見つけていきます!

初回となる今回お邪魔させていただいたのは、岐阜市・手力雄神社で毎年4月の第2土曜に開催される「手力の火祭」。
およそ300年以上の歴史を持ち、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている奇祭の一つです。

滝花火という滝のように降り注ぐ火の雨の中を、神輿を担ぎながら数分間、乱舞するという文字通り本当に熱い祭りです。
8つの地区がそれぞれの神輿で参加するのですが、私はその一つ、蔵前地区のみなさんと参加させてもらいました。
地区ごとに滝花火が行われ、蔵前地区の順番は最後。
火花が散る音を聞き、頭や背中ではじく火の粉を見るたび、“怖い”という気持ちが強くなります。
それでも、地元のみなさんは、笑顔!
火の中に入ることを楽しみにしているように見えます。
「これに参加しないと、一年が始まった気がしない」
「一度参加すると病みつきになる!」など、みなさん口を揃え、祭り愛に溢れている姿が印象的でした。
みなさんにたくさん励ましてもらい、腹をくくってそのときを待ちます。

遂に蔵前地区の滝花火がスタート。
肩にずしんと重く乗る神輿を担ぎながら、およそ20メートルの高さから降り注ぐ火の雨に入ります!
もちろん熱いです、痛かったです。
逃げ出したくなるくらい怖かったです。
でも、それらを超える楽しさ、興奮、やりがいがありました!
火の雨に入る前の“恐怖”は、“楽しい”に変わり、神輿を担ぎ「おいっさ!おいっさ!」と
ただがむしゃらに叫び続けていました。
無事に蔵前地区の滝花火が終了。
勇気づけてくださった地元のみなさんとだから乗り越えられました!
蔵前地区のみなさんと一つになれた、そんな達成感がありました!

2月に参加させてもらった「国府宮はだか祭」。
あの祭りを超える奇祭はないと思っていたのですが、「手力の火祭」もまた、一生の記憶に残る大切な祭りになりました。
そして、お世話になった蔵前地区のみなさん。
栗本さんをはじめ、初参加の私を温かく迎えていただき、ありがとうございました。
「逃げるなよ!腹をくくれ!」とずっと励ましてもらいました。みなさんの言葉で、火の中に飛び込むことができました。
みなさんの祭りへの愛を間近で感じ、それと同時に誇りを持って祭りに参加されている姿がかっこいいという言葉では足りないほど勇ましく、その一員になれたことが私の大きな誇りです。
手力の火祭の宝は、“火の熱さを超える心の熱さ”でした!
本当にありがとうございました!