佐藤 裕二

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ニュースの時間

アナウンサー界ベビーブーム

ビールかけでも奮闘!ドラ番アナ。
左から東海テレビ齋藤アナ、東海ラジオ大澤アナ、CBC宮部アナ、テレビ愛知高木アナ、私、東海テレビ加藤アナ。

名古屋のアナウンサー界、実はいまベビーブームです。
私の知る限り、去年パパになったアナウンサーが4人、今年パパになったり、パパになる予定のアナウンサーが2人、第2子が誕生したアナウンサーが1人。
ナゴヤドームで取材するドラゴンズ担当の男性アナ各局あわせて約30人のうち7人にめでたい知らせとなればこれはベビーブーム。
もし同じ小学校にでもなろうものなら、ずいぶん騒がしい父親参観になりそうです(笑)。

去年の合計特殊出生率も1.32と6年ぶりに上昇。我々第2次ベビーブーム世代が親となっていることもありますが、少子化対策の効果もあるのでしょうか?

愛知県も、少子化対策の切り札(?)「県主催のお見合いパーティー」を先日セントレアで開催。
公募した中から選ばれた、愛知県内に住む男女86人が参加して、マナーやコミュニケーションを身につける講座や交流会が行われました。
ゲストとして名古屋を代表する夫婦デュオ・チェリッシュのお二人も登場。参加した男性は「この出会いを大切にしたい」と、てんとう虫に祝福される日を夢見ます。

結婚を促すのが少子化対策の一歩なら、子どもを育てやすい環境をつくるのも重要。
名古屋市は、「子育て家庭優待カード事業」をスタート。18歳未満の子どもを1人以上持つ家庭(妊婦さん含む)に「ぴよか」というカードを配り、この事業に協賛する店などでカードを見せれば一定のサービスを受けられます。
スーパーでベビー関連商品が5%引きになったり、クリーニングが5%引きになったり。牛丼屋さんでは野菜サラダがついたりと魅力的。
ただ、まだまだ浸透しておらず、店員さんが割り引き対象商品を把握していないケースもあります。

名古屋市が7月から始めた「赤ちゃん訪問事業」は、きめ細やかです。
初めての赤ちゃんが誕生した家庭を、地域の主任児童委員と児童委員の二人が訪問。
「ミルクの量はこれくらいで大丈夫ですか?」といった子お母さんお悩みを聞き、アドバイスもしてくれます。
「子ども一緒にお散歩に行くなら、近くのA公園より、少し遠いけどB公園の方が他のお母さん達も集まってていい」などは地元の先輩ならでは。訪問した日以外でも、電話などで相談に乗ってくれるとのことです。
初めての子育てに戸惑うお母さんお父さんにとって強い味方。実家が遠いお母さんには尚のことでしょう。

一方で、妊婦さんを乗せた救急車の受け入れを病院が拒否し、お腹の中で育った命が断たれるケースもあります。お腹の赤ちゃんと、一緒に頑張るお母さんに報いて欲しい。
ただただ、そう願います。