佐藤 裕二

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ニュースの時間

サムライの後輩、甲子園に立つ

名古屋市昭和区 中京大中京高校グラウンド

WBC(ワールドベースボールクラシック)、日本代表は第2ラウンド進出。
注目度も高まるばかりです。
東京ラウンドの中国戦で4番を任されたのは、
地元・中京高(現 中京大中京高)出身の稲葉選手でした。
世界一を決める決勝は、日本時間の24日(火)午前10時プレイボール。
日本の連覇なるでしょうか。
ほぼ時を同じくして
侍の後輩達が甲子園の黒土に立ちます。
2年連続29回目の春のセンバツ出場、中京大中京高校。
昨日(11日)の、岐阜・中京高との練習試合を
取材しました。

ブルペンの堂林投手

チームの中心は、エースで4番・堂林翔太投手。
プロも注目する右腕です。
昨日もネット裏には、プロ球団のスカウトの姿が。
伸びのあるストレートに切れるスライダー。
ストレートのMAXは139km/hですが、一冬越えて体が大きくなり、
スピードアップが期待できそうです。
「甲子園での初球は、インコースまっすぐで行きます!」と
目を輝かせていました。
懐の深いバッティングも魅力です。

去年のセンバツでは、高知・明徳義塾高に延長の末敗れ
初戦で姿を消した中京大中京。
山中主将をはじめ去年の甲子園メンバーも多く残るだけに、
落ち着いて試合に臨めるはず。
春のセンバツは、21日開幕です。
そして、春の夢叶わなかった球児たちは
「夏」に向けて牙を磨いでいます。