新市長の手腕やいかに
名古屋市民225万人の生活を預かる、河村たかし新市長。
就任から約半月、早くもいくつか「河村流」を披露しています。
初登庁の日(4月28日)の、市の幹部会は急遽全面公開に。
「河村さんにやれと言われたんですか?」と
市の職員にたずねると
「そのようなご指示をいただきました」と
各部との調整や対応に追われていました。
その他にも、公用車センチュリーの売却指示、
外郭団体に天下っている元副市長らに退職を促すなど、
改革に手を付けています。
メ~テレ・ニュース情報センターの市政担当記者も、河村市長に張り付きです。
市役所の中では、多くの記者やテレビカメラが行き来しています。
宮崎県庁、大阪府庁につづき、名古屋市役所からニュースが発信されることも増えました。
河村市長就任にあたって、名古屋市の職員も事前に大阪府庁にマスコミ対応などのノウハウを問い合わせたといいます。
河村市長の公開主義と、市の職員の頑張りで、
市役所の動きがよく分かるようになりました。
注目は、公約の一つ「市民税10%減税」を実現できるかどうか。
河村市長は来月の市議会に条例案を提出する意向です。
ここまでは、市長選で得た51万人の市民の支持で改革を進める河村市長。
来月の市議会での攻防で、その手腕が試されます。