議会は続くよどこまでも~
名古屋市の河村たかし市長曰く「天下分け目の関が原」、
名古屋市の11月議会が昨日(12月9日)、閉会しました。
河村市長が掲げた「庶民革命」の3本柱はそれぞれ
「市民税10%減税」 → 自民・公明提出の修正案で可決、
「地域委員会の創設」 → 付帯決議つきで可決
「議会改革」 → 継続審議
となりました。
個人質問3日間と本会議最終日を取材しました、
連日、傍聴席はほぼ満席、
東京からもテレビクルーが取材に訪れ、
名古屋市の広報課は休む暇ナシでした。
「どですか!」でも毎日のように伝えました。
とかく河村市長のキャラクターに目が集まりますが、
市会議員も多士済々。
綾小路きみまろさんばりの講談調で名古屋の歴史・文化の継承を訴える市議がいれば
純白のジャケットで颯爽と登壇した女性市議、
大きなボードに書かれた円グラフを使って説明する市議がいれば
広辞苑を持ち出し市長の発言を質す市議もいました。
人の目は緊張感をもたらします。
私達市民が注目することで、議論も深くなるはずです。
さて、本会議閉会後、河村市長に聞きました。
「この『関が原の戦い』、軍配はどちらに?」
河村市長、「まだ終わっとらへんがや~。土俵の上におるでしょ~」。
一刻も早く「市民税10%減税」の「再議」を要請する構えを見せました。
12月中にも臨時議会が召集される見込みです。
昨日(9日)議場に鳴り響いた閉会の鐘は、
どうやら第2ラウンドのゴングだったようです。