東邦高校の２２年ぶりの優勝で幕を閉じた
高校野球、春の愛知県大会。
春のセンバツベスト８、中京大中京高校は
エース森本の体調が万全でなかったこともあり、準優勝。
この春季大会の模様は、５月８日（土）の「スポケン！」で放送します。

さて、そんな春季大会で金の卵を発見！
私立誉高校（愛知県小牧市）のエース、伊藤大智朗（だいちろう）投手、３年生。

ムチのようにしなる右のサイドハンドから繰り出されるストレートは、
ＭＡＸ１４２ｋｍ／ｈ。
操る変化球は、カーブ、スライダー、フォーク、ツーシーム。
そのコントロールは抜群で、時にストレートがナチュラルでシュートします。

準決勝では、強豪・東邦を相手に
５回まで１安打ピッチング。
その後、失点し５－１で敗れはしましたが、
東邦の森田泰弘監督も、
「春でよかった。夏にいきなりぶつかってたら打てなかった」と
舌を巻きます。

岡崎球場のスタンドから熱い視線を送っていた
ドラゴンズの水谷啓昭スカウトも
「あれだけ腕は振れるピッチャーは、そうはいない。
体が出来てくればおもしろい」と評価。
名付けるならば「尾張のサイドワインダー」。
この夏、注目です。

中京、東邦、名電、享栄、いわゆる私学４強の
牙城を崩すのは、果たしてどこか？
春ベスト４の豊田西に、刈谷、大府などの公立勢も虎視眈々。
早くも夏が楽しみになってきました！