島貫 凌

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行ってみよう!やってみよう!島貫りょう!

愛岐トンネル群に行ってきました!


このブログもだんだんとタイトルらしくなってきたかもしれません。今回は、先日訪れた愛岐トンネル群について書きます。(ちなみにタイトルは1年目の勢いでつけました。恥ずかしい・・・。)

愛知岐阜トンネル群は、愛知と岐阜の県境・定光寺駅近くにある、中央西線の廃線トンネル。名古屋駅からは中央線で30分くらいです。普段は公開されていませんが、春と秋におよそ1週間ずつ、公開されています。庄内川中流の谷間を縫った14のトンネルは、中央線鉄道唱歌にも歌われたそう。



さて、午前10時すぎに行きましたが、かなり混雑。多くの方が紅葉を楽しんでいました。
もちろん私も紅葉を見てきたのですが…上より下を見ていた時間のほうが長かったかもしれません。
線路や枕木は50年以上前に撤去されていますが、今もギッシリとバラスト(石)が残っています。さらに、かつての線路脇を見ながら歩いていると…普通に釘(犬釘?)が落ちていたり、信号機の台座が残っていたりと、見どころたくさん。



落石防護柵はよく見ると、役目を終えた古いレール。近くで見ると、文字が刻まれています。(八幡製鉄の1911年製造、という意味だそう)



さらには、廃線の下を通る暗渠まで見ることができます。なんと中まで入れます。すごい…。明治時代当時のレンガ作りのまま残されています。



他にも、脱線跡、レンガの組み方、トンネル発見に至った経緯、当時の写真、などなど見どころたくさん。気になる方はぜひ足を運んでみてください。意外と範囲が広いので、歩きやすい靴と格好で行くことをオススメします!