島津 咲苗

PROFILE

ほほ咲みの種

2023年のチャレンジ

去年8月から毎週火曜のお昼12時30分に実施してきたランチLIVE。
これまではアナウンス部の先輩・後輩と一緒に「私にできるSDGs」をテーマに話してきました。
リアルタイムで、あるいはアーカイブで見て下さった方、いらっしゃいますか?




2023年からは新たな試みとして外部の方とのコラボ配信を始めました!

その初回のゲストが、フリーランス国際協力師の原貫太さん。

去年の夏、書店で『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』という本を偶然手に取りました。
一気に読み進めてしまうほど興味深い内容だったので、一体どんな人が書いたのだろうと調べてみると、どうやらYouTuberとしても活動しているらしい!
しかも、早稲田大学出身の28歳。ん??同じ大学の同い年じゃないか~!!

そんな経緯で原さんのことを知り、インスタライブへの協力をお願いすることになりました。



学生時代から国際協力の活動を始め、ウガンダなどで支援を続ける原さん。
様々な問題を目の当たりにしてきた中で、今回は「善意の寄付が、貧しい国で現地の人々の自立の可能性を奪っているかもしれない」というテーマで話してくれました。

先進国に住む私たちがいらなくなった服を寄付すれば
海外の貧しい国の子供たちは服をタダで手に入れられるし
私たちはいらなくなったものを、誰かのために役立てられる。

一見、良い循環のように見えますが
先進国から大量の古着やリサイクルされた服が入ってくることによって
アフリカなどの貧しい国では消費者がそちらに流れてしまい
現地でもともと服を生産していた人たちの雇用が失われ
現地の産業の自立の可能性が奪われてしまった。
もちろん寄付により無料で衣服が手に入り助かる人もいるが
実は負の側面もあるのだと話してくれました。

何とも言えない感情になった方も多いのではないでしょうか。
まずは「知る」ことが大切だと原さんは話します。

そのほか、SDGsの捉え方や、正しい支援の仕方などについて話してもらいました。
アーカイブ動画を観ることができますのでよろしければ覗いてみてください。
https://www.instagram.com/sanae_shimazu/

ランチLIVE、今年は更にパワーアップできるよう、頑張ります!