「すずき」「しおり」という名前
10月22日(日)。
第48回衆院議員選挙が行われました。
当日は台風21号が東海地方に接近。
繰上げ投票が行われたり、一部地域で開票が遅れるなどの影響がありました。
さて、今回の選挙で全国的な注目区となったのが「愛知7区」。
自民党前職の鈴木淳司(じゅんじ)さんと、民進党を離党し、今回は無所属での立候補となった前職の山尾志桜里(しおり)さんの一騎打ちでした。
選挙期間中の情勢調査でも「激戦」が伝えられていましたが、開票速報でも、両者一歩も譲らぬ戦いが繰り広げられました。
結果は、わずか834票差という僅差で山尾志桜里さんに軍配が上がりました。
鈴木さんは比例で復活当選を果たしましたが、その戦況をテレビの前で見守っていた方も多かったのではないでしょうか。
そんな愛知7区。
私にとっても決して他人事ではない戦いでした。
というのも、候補者2人の名前をご覧ください。
そう、「鈴木」さんと「しおり」さんの戦い、すなわち、どちらも私にとっては決して他人とは思えない名前だったからです。
「鈴木しおり」という名前はメ~テレ社内にも混乱をもたらしました。
「鈴木さんが…あ、こっちの鈴木じゃなくて」
「しおりさんの…あ、呼んでないよ」
など、ややこしい会話が繰り返される日々でした。
私自身も「鈴木」と言う声が聞こえれば振り返り「しおり」と言われれば「はい!」と返事をし、常に気が抜けない毎日。
加えて、今回の衆院選の担当キャップもなんと「鈴木」。
「UP!」の選挙コーナーでは
スタジオの台本に
「鈴木候補」
「鈴木キャップ」
「鈴木アナ」
の名前が連なり、スタジオの出演者はもとより、見てくださっている皆さんも混乱させてしまったかもしれません…。
急な解散から3週間余り
自分自身の名前をこれほど意識したことはこれまでなかったような気がしています…(笑)