「鈴木敏夫」というひと
「鈴木敏夫」は、私の祖父の名前です。
なのに、子どもの頃、大好きなジブリ映画を見ると、必ずエンドロールの最後の方におじいちゃんの名前が出てくる。
兄弟3人で「おじいちゃんだーー!」と言ってははしゃいでいました。
私の子ども時代はジブリと共にあったと言っても過言ではないくらい好きな作品は、繰り返し、繰り返し見ていました。
何度も見てセリフも覚え、兄弟でよくジブリクイズを出しあって遊んでいたな。
大人になった今でも、見ると「やっぱりいいな」と思わせてくれます。
憧れのジブリ作品を作った人に会って話をする日が来るなんて、子どもの自分が聞いたらびっくりすると思います。
しかも、あの「おじいちゃんの名前の人」に。
先日、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーにインタビューさせていただきました。
ジブリを監督と一緒に作ってきた鈴木敏夫という人は、人間味にあふれていて、話し方、語り方が魅力的で仕草がとても可愛く、そして故郷・名古屋を愛していました。
素敵な言葉を紡ぐ鈴木敏夫さんによる「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」が、名古屋の松坂屋美術館で開催中です!
ジブリ作品の資料とともに、鈴木敏夫さんの手書きによる題字やキャッチコピー、いたずら書きなど、様々な作品が展示されています。
「千と千尋の神隠し」に登場する、油屋の精密模型もありますよ!
名古屋にルーツのあるジブリの世界をぜひ体感してください!