鈴木 しおり

PROFILE

四季の栞

“奇跡”の水族館

竹島水族館を大人気の水族館に生まれ変わらせた“伝説”の館長、小林龍二館長!地元のスーパースターです!


全国から注目を集める水族館になろうとは、誰が想像したでしょうか。

小学生の時には、友達と自転車で遊びに行っていた、地元、東三河・蒲郡にある竹島水族館。

建物は古く、広さも、端から端まで普通に歩けば5分とかからない。
イルカもいなければ見上げるような大きな水槽もありません。

大人500円、小・中学生200円というなんともお財布に優しい入館料だからこそ、これくらいの規模でも文句は出ない、三河の子ども達が土日や夏休みを有意義に過ごすためにあるような、
あくまでも地元の小さな水族館として存在していたのです。

それが…!

東京のテレビでも放送され今や名古屋だけでなく全国からもお客さんが訪れるようになるほどの人気!

まさに奇跡の水族館として生まれ変わった竹島水族館に甥っ子姪っ子を連れて遊びに行ってきました。

土日ということもあってか、チケット売り場には行列が。
中に入ると前に進むのが困難なほど、お客さんで溢れていました。


左上の写真:竹島水族館には、「さわりんぷーる」という展示があり、タカアシガニやオオグソクムシを触って楽しむことが出来ますよ♪


なんだか、まぶしい…。
こんな光景が竹島に広がろうとは。
子どもの頃よく遊んでいた幼馴染の小さかった男の子が、立派に成人して田舎に帰って来た時の感動、的な気持ちです。

魚が大好きな甥っ子や姪っ子、そして義兄も大興奮!笑
人垣をかき分けて、水槽にへばり付いて鑑賞していました。

プライベートではかなり久しぶりに訪れた竹島水族館でしたが人気の理由がすぐに分かりました。


決めポーズ!といって、この姿勢!かわいい!


子どもの目線の高さに作られた水槽。
水槽が凹凸の凹の字に作られていて、顔を入れ込むとまるで水槽の中にいるような錯覚を覚えるユニークな展示。
人気の火付け役ともなった、手書きのポップによる魚たちの説明文は、カラフルで内容も面白く、子どもたちを惹きつけます。

そして、おそらく、日本でここだけ?のゆる~いカピバラショーは、飼育員さんのトークが魅力!
まるで落語を聞いているような感覚でした。
「イルカショーやアシカショーのような期待はしないで下さい。」と釘を刺され始まったカピバラショー、ハードルをうんと下げていただいたからなのか?!想像以上に指示と期待に応えるカピバラの奮闘に、拍手と笑いが止まりませんでした。

大・大・大満喫の竹島水族館。
声を大にして、皆さんにおすすめしたい三河の観光名所です。