9月1日の特番、ぜひご覧ください。
1959年9月にこの地方を襲った伊勢湾台風から今年で、60年です。
全国で亡くなった方・行方不明になった方は、合わせて5000人。
未曽有の大災害であったことは言うまでもありません。
私は、愛知県東三河の、海からとても近い地域で生まれ育ちました。
家の近くには、「伊勢湾台風の時にここまで水が来ました」という標識がありました。
小学生の時には授業で、「伊勢湾台風物語」というアニメーション映画を見ました。
名古屋を舞台に、荒れ狂う波や地鳴りのような風、街を飲み込んでいく高潮が、臨場感あふれる映像で描かれていました。
子ども心に、とても怖かったのを覚えています。
伊勢湾台風がいかに大きな災害だったのかを伝え、日頃からの備えに繋げるために作られた作品です。
自分たちは、伊勢湾台風というものを経験してはいませんが、子どもの頃から、身近なところにありました。
そういう意味では、台風に対しての意識が高い地域と言えるのかもしれません。
ここ最近は、台風を始めとして大雨が頻繁に日本列島を襲っています。
過去の災害から、どのようにすれば身を守ることが出来るのか考えておくことも大切です。
あさって日曜日、防災の日に「池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ」を放送します。
午後3時20分からの放送です。
ぜひ、ご家族でご覧いただき台風や地震について考えるきっかけとしていただけたら幸いです。