現実よ、一先ず、さようなら
朝晩ぐっと冷え込んで、季節はすっかり秋ですが、
もうちょっとだけ、夏気分を引きずってもいいですか?
今年の夏休み、沖縄に行きました。
沖縄に行くのはこれが3回目ですが、今回初めて離島まで足を運びました。
向かったのは、
ソーダ色の海が印象的な石垣島。
そして、今回私が心奪われてしまった竹富島です。
竹富島は、石垣島の南にあって、
面積が5.42平方キロメートルの小さな島です。
車の姿は殆どなく、島には信号もありません。
交通ルールは、「譲り合い」。
主な移動ツールは自転車です。
私もレンタサイクルで、島を自転車で回りました。
カラッとした沖縄独特の空気の中を疾走するのは、たまらなく気持ちがよかった!
自転車には、一応鍵がついているんですが、
レンタサイクルショップの人に言わせると、
「どうせ間違って乗って行かれてしまっても、間違いなく島の中にあるから、大丈夫。鍵はかけなくてもいいです。むしろ鍵を無くされる方が困る。」とのこと。
警察も交番もない、この島。
安全な証拠ですね。
沖縄の昔ながらの風景が残るここ竹富島では
ネオンやビルの街の灯りはなく、
信じられないくらい数の星が見えるんです。
昼間の熱の残る石造りの桟橋に寝そべって、
静かな海の音を聞く。
現実を忘れられる場所を見つけました。