400年の時を越えて
青空に映える天守閣。
金鯱が輝いて、
まさに「名古屋のシンボル」という風格です。
こんなよく晴れた気持ちのいい日に、名古屋城本丸御殿の報道公開があり、一足先に完成したばかりの姿を見て来ました。
昭和20年に、天守閣と共に消失した本丸御殿。
2008年から修復が始まり、
先週その一部が、ついに公開となりました。
この玄関の屋根は、
職人の方々が特にこだわりを持って作られたそうで、
この玄関の屋根の部分だけで、
構想を含めて何と2年を要したそう。
柿葺き(こけらぶき)という手法で、小さな板が何枚にも折重ねられて作られているんです。
1枚1枚の板が、太陽の光を反射してキラキラとしていました。
焼けてしまう前の写真や実測図が残されていたことで、
400年前の姿がそのまま再現されている本丸御殿。
出来る限り当時の技術で作られているので、
徳川家康ら武将が過ごした同じ空間を、時を超えて過ごすことが出来る。
本物の魅力を、ぜひ皆さんにも感じていただきたいです!
「名古屋と言えば名古屋城」と、
心の底から言いたくなる。
そんな、世界に誇れる名所だなぁと思います。