さくらに教わったこと
![01](http://www.nagoyatv.com/archives/190/files/2014/02/01.jpg)
東山動植物園で初めて生まれたアジアゾウの赤ちゃん、さくら。
先週水曜日、1歳の誕生日を迎えました。
体重も約5倍に増えて、
まさに目に見えて成長しているさくらですが、
今年に入って大きな成長が見られたのが、
最年長のワルダーとの触れ合いです。
ワルダーは、生まれてからのほとんどを東山動物園で過ごしているので、
これまで、赤ちゃんゾウと触れ合ったことがないんです。
ゾウはとっても慎重な性格なので、
いきなり一緒にしてしまうと、パニックを起こして攻撃してしまう
恐れがある。
だから、飼育員さんは、ゾウ同士の触れ合いを、
ゆっくりゆっくり進めているそうです。
せっかく、無事に生まれて、順調にすくすく育っているのに
さくらに何かあっては大変ですもんね。
でも、東山動植物園の目標は「群れでの生活」を見せること。
いつまでも離れ離れに飼育しているわけには行きません。
そのための大きな一歩となる“鼻を使ったコミュニケーション”を、
さくらとワルダーが、今年に入ってから取り始めたんです。
まだ柵を介してですが
サクラもワルダーも、お互いがお互いの鼻をぐーっと伸ばして
お互いを慈しむように、
愛おしく思うように、
鼻を絡ませ合うんです。
その様子が本当にほほえましくて、心からじぃんとします。
「目標」への確実な一歩を踏み出している。
小さいさくらを見ていると、勇気がわいてくるようでした。
![02](http://www.nagoyatv.com/archives/190/files/2014/02/02.jpg)
2014年も、もう1ヶ月が過ぎました。
この1ヶ月、無為に過ごしてなかったかな。
今年の目標は、「確実に、一歩、前に進む年にすること」。
最近、気をつけていることがあるんです。
それは、「食事をきちんと摂ること」。
とても基本的なことなのですが、
忙しさを言い訳に、
これまでどこか、疎かにして来てしまった自分がいました。
でも、食事は全ての基本。
旬の野菜を料理して、味わって食べると、
今まで以上に体が喜んでいるような気がするんです。
体が求めているものを、きちんと。
当たり前のことを当たり前にできる自分でありたいと思います。