夢の舞台
今年、「UP!」の高校野球コーナーを担当しました。
球場に近づくにつれて聞こえてくる「ドンドン」という太鼓の音。
空を突き抜けるように鳴り響く、ブラスバンドの音色。
声を枯らして応援する、スタンドの選手たちの大声援。
ギラギラと照りつける太陽の下でこの音を聞くだけで、胸が高鳴ります。
球児たちの全力のプレーを、今年も沢山見ることが出来ました。
決勝で戦いたい。
甲子園に行きたい。
出来るだけ長く、このチームで野球がしたい。
夢の舞台に向かって、一点の曇りもない。
ただ、一所懸命に、日々、努力を重ねている。
だからこそ、球児たちの姿は眩しいし、心惹かれるのだなと思います。
「こんな強い体に生んでくれた、お母さんに感謝です。」という言葉。
2人とも涙を流しながら、父親と抱き合う姿。
そんな真っ直ぐな感情が、球場には溢れていました。
高校野球には、人生が詰まっている。
そう感じました。
愛知代表の東邦高校。
岐阜代表の大垣日大高校。
三重代表の三重高校。
大舞台で、選手一人一人が、全力を出し切れますように!
球児たちの熱い夏は、まだまだ終わりません。