竹田 基起

PROFILE

三度の飯と
「本」が好き

“藤井フィーバー”は今年も続く!

ついにタイトルホルダーを撃破しました。
そう、将棋の藤井聡太四段です。

1月14日(日)に行われた「第11回朝日杯将棋オープン戦」の本戦に登場した藤井四段。
プロ入り後、初めての名古屋での公式戦、しかも公開対局ということで580人もの将棋ファンが詰め掛けました。



藤井四段は、1回戦で危なげなく勝利をおさめ、準々決勝では佐藤天彦名人との対戦となりました。15歳の中学生棋士が、現役の名人に挑戦する。
“にわか将棋ファン”を自称する私も、現場でゾクゾクしていました。
昔から将棋を嗜んでいたり、ずっと将棋を見続けているファンの方の興奮はいかばかりか。



対局開始から2時間あまり。
「負けました」という佐藤名人の言葉で、藤井四段の勝利が決まりました。
その瞬間、会場から巻き起こった拍手、歓声にはすさまじいものがありました。

対局後の会見を待っているときには、昔からの将棋ファンであろう男性2人が「ほんとにすごいよな」「すごいわ」「うん、すごいわ」と連呼している姿がありました。



「朝日杯」での藤井四段の次の相手は、あの永世七冠を成し遂げた羽生善治竜王です。
2月17日(土)、場所は東京。
名古屋に続いて首都・東京が、興奮の坩堝と化すかもしれません。