私、アナウンサー兼エッセイストです。
私、エッセイストになりました。
別に会社を辞めたわけではありませんよ!
実は先日、雑誌にエッセイを寄稿する機会をいただいたのです。
一体何の雑誌か。
それは「演劇界」という歌舞伎雑誌です。
なぜ竹田が歌舞伎雑誌にエッセイを?
何となく理由にピン!と来た人は相当な「ドデスカ!通」か、ありえないほどの「竹田通」です(笑)
以前エンタメコーナーを担当していた頃、歌舞伎体験を二年連続でさせていただいたことがあるのです。
「演劇界」4月号では、4月に開場する新生・御園座の特集が組まれているのですが、その中で「地元・名古屋で歌舞伎に縁のある人にエッセイを書いて欲しい」というありがた~いお話をいただいた次第です。
いちアナウンサーの書いた文章が、とんでもなく歌舞伎に造詣が深いであろう大学教授や演劇評論家の方々と並んで掲載されるプレッシャー。
“喋る”ことはできますが、“書く”となると・・・。
小さい頃から文章を書くのはとにかく苦手なんです。
何度も、書いては消し書いては消しを繰り返しました。
何とか書き上げた原稿。上手な文章ではないかもしれません。
でも、限られた文字数の中に、ありったけの私の思いを込めました。
何かを一から作り上げるということがいかに難しいか、そして、「生みの苦しみ」とはこういうことなのかと、心から感じられた素晴らしい経験をさせてもらいました。
大変だったけど、楽しかったなぁ。
まだまだアナウンサーをやめるつもりはありませんが、エッセイのご依頼はお待ちしています(笑)