史上最年少のオンパレード
藤井聡太七段の「史上最年少のタイトル挑戦」に沸く将棋界。
日本中が愛知県瀬戸市在住の17歳に目を奪われています。
私が初めて藤井七段の取材をしたのが、「史上最年少のプロ入り」を果たした14歳のとき。
まだ中学2年生でした。
2回目の取材が、地元愛知での初めての公式戦・朝日杯将棋オープン戦のとき。
この棋戦で優勝し、「史上最年少の六段昇段」を決めました。
3回目の取材は、二連覇をかけた朝日杯将棋オープン戦のとき。
「史上最年少の一般棋戦連覇」を成し遂げました。
そういえばこのとき、初めて会った日からわずか2年半足らずで
藤井“四段”は、藤井“七段”になっていました。
まだ17歳の“天才”は一体どこまで上っていくのでしょうか。
6月8日の棋聖戦第一局で渡辺明三冠を下し先勝した翌日のドデスカ!に電話出演していただいた、師匠の杉本昌隆八段はこう言っていました。
「(国民栄誉賞の)羽生善治九段のように永世七冠、そして通算タイトル獲得99期。これに挑んでいくんだろうなと思う。そういう可能性すら秘めている」と。
藤井七段、初タイトル獲得への挑戦。棋聖戦第二局は6月28日(日)。
五番勝負のため、三局先に取った方がタイトル獲得となります。
ちなみに、「史上最年少のタイトル獲得」の記録は、18歳6か月です。