青春を回顧する。
最近、自分のブログのタイトルを忘れていました。
「三度の飯と本が好き」
そういえば、本のことを綴ろうと思いこのタイトルをつけたんでした。
すっかり「三度の飯が好き」な生活になってしまっていました・・・。
そんな私ですが、新型コロナによる自粛生活の中、ある本をきっかけにリモート飲み会ならぬ、
リモート“読書会”を大学の友人たちと開催しました(お酒は飲みながらです笑)。
きっかけとなったある本とは「明け方の若者たち」。
ウェブライター、編集として活動しているカツセマサヒコさんのデビュー作です。
なぜわざわざリモートで読書会を開くほどのきっかけになったのか?
それは、この作品の舞台が母校・明治大学の最寄り駅、明大前であること。
そして作品の冒頭に出てくる居酒屋が、学生時代に数えきれないぐらい通い詰めたお店だったこと。
何より、たくさんの記憶が蘇り、たくさんの追憶にふけり、たくさん胸が痛んだから。
これがなければ読書会なんて名ばかりで思い出話だけになりますが、これがあるから
「あそこはああだよね」「いや俺はそうは思わなかった」
「あのどんでん返しにはビックリした」「あそこから止まらなかったよね」
などなど、みんなが作品の感想を言い合うれっきとした読書会になったのです。
心からたくさんの人に読んでもらいたい。読んだら感想を語り合いたい。
そんな思いから、久々にブログにも本のことを書きました。
読書会で最後に盛り上がったのは、「映画化して欲しい!映画化するなら主演は誰だ!?」でした。