ストイックな自分になる!
「初めて自分で自分をほめたいと思います」
アトランタ五輪で銅メダルを獲った後に、マラソンランナー・有森裕子さんが語った言葉です。アトランタ五輪は、有森さんにとって2回目のオリンピックでした。1回目のオリンピックとなったバルセロナ五輪でも銀メダルを獲っており、2大会連続のメダル獲得となりました。
それまでも素晴らしい成績を残してきた有森さんが、2大会連続のメダルを獲って初めて、「自分で自分をほめたい」と言うということは、それまではきっと「自分はもっとできる。こんなもんじゃない」とストイックに自分を叱咤激励してきたからなのでしょう。私はそう思っています。
大抵の人は、どうしても自分に甘い部分をもっているものだと思います。私もその一人です。 しかし、有森さんは違います。自分が同じ立場なら、少なくとも1つ目のメダルを獲ったときに自分をほめていたでしょう。
私も有森さんのように自分にストイックにいきたい。もっと自分に厳しくならなければ。そう思いながらもできていない自分がいます。少しずつでも、自分に厳しい人間になっていきたいものです。