「You don’t hate! Only the unloved hate, the unloved and the unnatural!」　　
（憎んではいけない。愛を知らない、愛されたこともない者だけが憎むのだ。）

この言葉は、映画『独裁者』の有名な演説のシーンで、チャールズ・チャップリンが放ったセリフの一節です。
私が初めてこの言葉と出会ったのは、大学１年生の頃。
意外に(？)読書好きの私は本屋にでかけました。そこで、有名人の名言を集めた本を見つけたのです。その本にこの言葉も載っていました。

「憎んではいけない。愛を知らない、愛されたこともない者だけが憎むのだ。」

見た瞬間に心をうたれたことを覚えています。
「自分は人を憎んではいないか」「自分は誰かに愛されているのか」そんな疑問が頭に浮かびました。
その疑問を常に頭の片隅に置いて、人を憎まないように、人に愛されるように生きていこうと思ってきましたが、人生そんなにうまくいかないですよね。
人を疎ましく思うこともあれば、人に嫌われてしまうこともあります。そんな機会を少しでも減らしていければ良いですよね。

私は、この言葉を３年以上メールアドレスに使用しています。アドレスの意味を聞かれる度に説明をしなければいけないのですが・・・。素晴らしい言葉だと思っているので、それが伝わるように説明ができればいいなぁと思っています。

写真のように、私はアナウンス部のみなさんに愛されている！・・・はずです。
そう信じていないと、寂しくて不安でどうしようもありません。実は、小心者なのです。
これからも人を憎むことなく、みなさんに愛されるアナウンサーを目指していこうと思います。