みんなの気持ちは一つ
高校野球の期間中、高校野球担当アナウンサー、
特に番組を担当している新人の井上アナと3年目の堂野・竹田コンビは、
ほとんどアナウンス部にいることがありません。
では、どこにいるのか?
それは高校野球取材の中核を担うスポーツ部です。
朝から試合の取材に出て会社に戻った後は、
そのまま一日中スポーツ部にいることも少なくありません。
堂野アナは実況の資料もスポーツ部で作っていました。
佐藤裕二アナ、倉橋アナも打ち合わせなどで訪れることがよくあります。
もちろん、井上アナの指導員、松井部長や大川アナも。
みんな、仕事のために行くのがほとんどです。
でも、みんなに共通して言えること。
それは、この期間の熱気に溢れたスポーツ部が大好きだということ。
そして、スポーツ部をやる気に満ち溢れさせているのが高校野球であることは
言うまでもありません。
スポーツ部でVTRを編集し、スポーツ部で原稿を書き、スポーツ部で読み合わせをする。
球児たちの想いを少しでもテレビで伝えたい。
その思いを持ち続け、ディレクター、アナウンサー、高校野球に携わる全ての者が
番組制作をしています。
ディレクターは「どの場面をVTRに入れれば、この学校の素晴らしさが伝わるか」、
アナウンサーは「どう声で表現すれば、この場面の緊迫感が伝わるか」などなど、
色々なことを考えながら、仕事に打ち込んでいます。
私たちをここまで熱くさせてくれるもの、高校野球。
球児たちの一つ一つのプレーに感動し、球児たちの涙に心を打たれる。
1年365日のうちのわずか20日足らず。
この短い期間に、球児たちの夏にかける想いを、甲子園にかける想いを伝えたい。
今年の夏も、私たちは最後まで高校野球を追いかけます。