好きの中にも苦手はあります。
読書が趣味である私。本屋さんにはよく行きます。
本屋さんに行くと、気になった本、気になっていた本を5、6冊一気に買うことが多いです。
ただ、社会人になってからというもの、1冊を読み終わるペースが遅くなったため、
「一気買いタイプ」の私は、買うペースと読むペースが一致しなくなってしまいました。
買ったきり、長い間放置されてしまうものも最近では少なくありません。
そんな中でも、きまって特に放置期間の長いタイプの本があります。
それは、持っているブックカバーに挟まらないくらい分厚い本です。
なぜか。
いくつか理由があります。
理由その(1)
本を読むのは電車の中、もしくはカフェなどがほとんどである。
理由その(2)
カバンに入れると重くなってしまうため、持ち歩かなくなる。
理由その(3)
一冊一冊を早く読み終えて、次の本にいきたい気持ちが強い。
このような理由によって、本棚に置かれている分厚い本になかなか手が伸びません。
少し前に話題になった本、ずっと読んでみたかった本。
読みたいのに、読みたい想いは強いのに、なぜ分厚いんだ・・・。
分厚くなるなら、上下巻2冊にしてもらいたいものです。
そんな私の気持ちを具現化してくれているのが、
「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」などで知られる
海堂尊さんの作品です。
海堂さんの作品のそのほとんどが上下巻2冊になっています(文庫の場合)。
「分厚いのはちょっと・・・でも、1冊ですぐ終わってしまうのもなぁ。」
と、私のようにワガママな読書好きにはもってこいなんです。
近頃は海堂さんの作品を続けざまに読んでいます。
そうは言っても、買った本をいつまでも放置しておくわけにはいきません。
いつか、分厚い本をこの手にとって読破するぞ!
そんな想いを抱いている今日この頃です。