動物と本と私
ここ最近、動物関係の取材によく行きます。
みなさんがよーく覚えているものとしては、東山動物園のニホンザル・ムコドノの脱走劇でしょうか。
脱走してからというもの「ドデスカ!」では毎日のようにお伝えし、いてもたってもいられず中継にも飛び出しました。
ムコドノは6日後に無事に捕獲され、現在は検疫などを受けているところだそうです。
できるだけ早くみなさんに見てもらえるようにしたいと、動物園の方も話していました。
そんなムコドノの騒動の中、ニシローランドゴリラのネネが国内最高齢の40歳で赤ちゃんを出産しました。
人間でいえば60歳くらいだそう。飼育員の方も「頑張ってくれました」と喜んでいました。
さらに!東山動物園では出産ラッシュとなりそうです。
アジアゾウのアヌラが妊娠中。
今月中か来月にも出産を迎えるということです。
名古屋港水族館ではシャチのステラが出産しましたし、おめでたいこと続きですね。
これからも、動物たちの取材は鋭意続行していきます!
★☆今回の一冊☆★
「盗まれた顔」羽田圭介
以前にもこのブログで紹介した、私の大学時代のサークルの後輩・羽田ちゃんの作品です。
今回は本人初の警察小説ということで、私も期待して読みました。
「見当たり捜査員」という指名手配犯の顔写真を何百人も覚え、それだけを頼りに街角に立ち、犯人を見つける警察官の話です。
想像しただけで途方もない捜査。警察小説は好きで今までにも少なからず読んできましたが、「見当たり捜査員」が主人公の小説は初めてでした。
それだけで、この作品の世界に入り込むことができるはずです。
羽田圭介、彼のデビュー10周年を前に書かれた一冊をぜひ手に取ってみてください。