包丁の扱いは?
映画「武士の献立」。
上戸彩さん、8年ぶりの映画主演。
そして、高良健吾さんの時代劇初挑戦の作品ということでも注目を集めています。
江戸時代、主君とその家族に食事をまかなう武士の料理人がいました。刀を包丁に持ち替える彼らのことを、人々は「包丁侍」と呼んでいました。
この「武士の献立」は、料理上手の出戻り娘・春が、剣の腕は良いのに、包丁さばきはからっきしという包丁侍・安信に嫁ぎ、夫婦愛と家族の絆を深めていくストーリーです。
先日、上戸彩さんと高良健吾さんにお話を聞きました。
「献立」とタイトルにある通り、映画の中では調理シーンが多く出てきます。
ただ、お二人の調理シーンは吹き替えなしなんです!
これまでほとんど料理をしてこなかったという高良健吾さん。相当苦労されたのではと思いましたが、「逆に変なクセがなくてよかった。自分で言うのもなんですが、センスがあったと思う」と笑いながら胸を張っていました。
一方、普段から料理をされているという上戸彩さんは、「いつも使う包丁とは形も重さも違うので、撮影に入る前に包丁を借りて練習しました」と、やはり陰ながら努力をされていたそうです。
上戸さん、高良さんの調理シーンにも注目の映画「武士の献立」。
12月14日(土)公開です。
☆★今回の一冊★☆
「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午
初めて手に取った作家さんです。
以前、友人に薦められていたのですが、読みたいものが多くなかなか手を出せずにいました。
いざ読んでみると、「何で今まで読まなかったんだ!」と後悔してしまうほどに衝撃的でした。
最後の最後に、それまで自分がイメージしていたものとは全く違う展開が待っていたんです!
いや~驚きましたよ。大どんでん返しまでに、ヒントが転がっていたのかと読み返してみても、決定的なものはありません。
読み終わって悔しさすら感じさせる作品でした(笑)
みなさんは、真実がわかる前に気付くことはできるでしょうか?ぜひ、読んでみて欲しい一冊です。
ちなみに、読み終わってすぐ、私は歌野さんの作品をもう一冊買いました!