【:2010年1月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2009年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委 員 長 佐分晴夫 (名古屋大学理事・副総長)
副委員長 谷川憲三 (株式会社第三銀行代表取締役会長)
委 員 岩田義文 (イビデン株式会社代表取締役会長)
小林かおり (同朋大学文学部教授)
春名幹男 (名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授)
北村明美 北村法律事務所弁護士
加藤太郎 日本ガイシ株式会社代表取締役副社長
和田伸一郎 中部大学人文学部コミュニケーション学科専任講師
第510回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成22年1月13日(水) 15:30~17:00
委員長 佐分晴夫
副委員長 谷川憲三
委 員 岩田義文
小林かおり
春名幹男
北村明美
加藤太郎
和田伸一郎
~以上8名~

議事の概要
(1)業務報告
  • 新社長挨拶

(2)2009年12月3日(木)放送『メ~テレドキュメント「かえなきゃ、かわらない」』について審議

委員の主な意見です。

  • 非常に軽くて面白く見られた。
  • 二年前から取材を続けてきたのは大変素晴らしい。
  • 新人議員の生の生活と意見がよく記録されている。
  • 主人公の初々しさ、素朴さ、正義感がよく伝わってきた。
  • なぜ保守王国でこういうことが起こったのか良く理解できた。
  • 政治の現場を知ることができ、勉強になった。
  • 何が変わり、何が変えられるのか描かれていない。
  • なぜ政治家になり、何をやりたいのか鮮明にわからない。
  • ねらいが多くあり散漫になっている。テーマを絞るべきだ。
  • 劇場化型政治報道についての反省が十分でない。
  • マスコミは民主政権に対して肩入れしているのではないか。
  • 政権政党への批判を忘れず、繰り返し政治をドキュメントしてもらいたい。
  • 今後どうなっていくのか続編を期待したい。
などのご意見が出されました。

局側は

  • 「小泉劇場」当時のメディアのバランスを欠いたという反省から、別の視点で政治をとらえようと2年前から取材を始めた。
  • なぜ、自民王国で民主党の新人議員が当選したのか、また彼が当選前に期待したものと政権交代後に彼が目にした現実を描きたかったが、迷いがあり焦点を絞りきれなかった。
  • 政権交代後の高揚感は描けたが、その後の民主党政権のごたごたも含めて取材し、放送するという選択もあったと反省している。

などと答えました。


(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成22年2月10日(水)午後3時30分~
審議テーマは1月11日放送の『キングコングのあるコトないコト』です。