【:2010年2月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2009年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委 員 長 佐分晴夫 (名古屋大学理事・副総長)
副委員長 谷川憲三 (株式会社第三銀行代表取締役会長)
委 員 岩田義文 (イビデン株式会社代表取締役会長)
小林かおり (同朋大学文学部教授)
春名幹男 (名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授)
北村明美 北村法律事務所弁護士
加藤太郎 日本ガイシ株式会社代表取締役副社長
和田伸一郎 中部大学人文学部コミュニケーション学科専任講師
第511回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成22年2月10日(水) 15:30~17:00
委員長 佐分晴夫
副委員長 谷川憲三
委 員 岩田義文
北村明美
加藤太郎
和田伸一郎
~以上6名~

議事の概要
(1)業務報告
  • 社長挨拶(シーエスGyaO譲受について 他)

(2)2010年1月11日(月)放送『キングコングのあるコトないコト』について審議

委員の主な意見です。

  • トークも音楽も良くあっという間の30分だった。
  • 気軽に楽しく見られる。新しい企画で小ネタとして楽しめる。
  • 深夜番組ではもったいないほど面白かった。
  • タイトルが良く、ある種の免罪符になっている。
  • 情報の裏取りというコンセプトは、新しいジャンルのバラエティに育つ可能性がある。
  • 情報の裏取りはジャーナリズム的な文脈のもの。それをバラエティとして扱う場合、ネタ選びが大切だ。
  • ネタに作られた感があり、本当にどこかでささやれているものなのか判然としない。
  • 披露される話をインターネット情報に限定したほうが良い。
  • 答え合わせが遅く、途中で頭が混乱する。
  • 裏取りの模様を若干でも映像化できないか。
  • 若者の問題意識を喚起するようなテーマを選んでほしい。
  • コマーシャルの入れ方が気になった。一工夫欲しい。
などのご意見が出されました。

局側は

  • 芸人たちがさまざまな噂や迷信、都市伝説を披露し合い、その真偽をその場で「裏取り」し、判定するトークバラエティとして企画した。
  • 視聴者の日常生活に近いテーマを設定しているが、少しづつテーマの幅を広げ、最近では文化性の高いテーマにもチャレンジしている。
  • バラエティであっても、情報の間違いは許されないだろう。「ないコト」の証明は大変難しいので、より慎重に裏取りや検証にあたりたい。

などと答えました。


(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成22年3月17日(水)午後3時30分~
審議テーマは2月13日放送の『テレメンタリー2010「2つのパスポート ~私の国 母の国~」』です。