◇環境情報番組「節約ワザ大放出SP!!我輩はエコである」
10月の課題番組は、名古屋テレビがISO14001を取得したのにともない、視聴者のためになる情報を提供するために制作した環境情報番組「節約ワザ大放出SP!!我輩はエコである」です。 |
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委員の主なご意見を紹介します。 |
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娯楽性と啓発性を兼ね備えた番組で好感を持った。エコに、エコノミカル(節約性)とエコロジカル(環境保護)の二つの意味が掛けてあると思うが、キャベツの外葉を軟らかくして食べるため熱湯で茹でれば、当然燃料費もかかるし、炭酸ガスも排出される。むしろ、固い外葉は捨て、内側だけそのまま食べたほうが、エコロジカルだとも言える。 |
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無駄を省くための番組となると、ともすれば説教調になるが、大変判りやすく、ポイントもはっきりしていた。しかし、これは本当かと思ったが、「エコ料理の達人」が屑袋からキャベツの芯や人参の皮、なすの皮を拾い集める場面は、男性の独り暮らしで、あれだけの野菜屑が出るのか疑問だ。私は料理をするが、野菜は全て利用している。チャレンジしたアナウンサーも、これからも実践して欲しい。 |
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ペットボトルが傘になることを初めて知った。と同時に自分の中でいろいろ問題意識が出てきた。名古屋テレビがISOを取得して作る番組ならば、社の問題意識の高さをメッセージとして出して欲しい。 |
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ペットボトルが傘になるまで全国5地区を取材しているが、傘1本作るのにガソリンを使って、あちこち運ぶのに燃料が費やされて、エコとは何か!エコを求めることが、エコに反することもある。ペットボトルを回収するのに、水洗いして出すこと。これも水資源の無駄使い。楽しく見たが、バラエティーの味付けが強く、真実味が薄れた。 |
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個人個人のローカルな問題の集約が、地球環境のグローバルな問題に直結する。人間の生活をどうやって節約し辛抱していくかだ、個人個人が地球環境問題に役立って行く。グローバルな問題として捉えていくことに対する番組の姿勢、局の方針をだして欲しかった。 |
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以上のようなご意見でした。 |