◇ 番組合評
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青少年番組の充実のために、キャンペーン的な企画が欲しいと言ってきたが実現されていない。若い人は自分の欲求が強いが、そうした生き方を助長するような新番組が多い。もっと社会的な問題に目を向けさせることが出来ないか。 |
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どの局も朝のワイドショーは週刊誌的な覗き見趣味になっている。最近の女性同志の争いの問題でもテレビが煽っている気がする。もっと生活や家庭に密着した情報を流せないか。 |
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視聴率と低俗化との兼ね合いは難しい。特に若い人への影響は大きい。主観的にあるレベルのものを提供するという原則を持って、信じてやる以外方法はないのかも知れない。 |
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社のポリシーをどこに反映させて行くかということと、もう一つはチャレンジだ。「あてる番組」「使命の番組」「チャレンジする番組」の三つぐらいに分類して考えたらどうか。 |
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視聴者センターの資料がたくさんあるが、視聴者同志の交流はあるのか。視聴者にイベントなどにも参加してもらい、地域性のカラーをどう出していくのか考えていってもらいたい。 |
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推理番組で、警察や検察が「黙秘権」や「弁護人の選任の権利」などを一切告知しないで取り調べをしている。ドラマとはいえ、一般の人に間違った知識を植えつけてしまうので、もう少し手続き面を正しく伝えるべきだ。 |
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若い人達は、どこで何を習っているかというと、テレビの影響が非常に大きい。テレビにはエンターテインメントの役割もあると思うが、今の時代では「教育者」であるという立場を認識して欲しい。 |