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2005年1月31日 25時43分~26時38分放送
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オグリコールをもう一度
~廃止か存続か 岐阜・笠松競馬~ |
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ディレクター 飯野智
「ガブッツ!」それは一瞬の出来事でした。彼は顔をあわせるなり、突然私の右肩に噛みついてきました。なんとも野生的で、刺激的な彼流の挨拶です。その彼こそは、今も北海道で種牝馬として奮闘している「オグリキャップ」なのです。競走馬としての絶頂期を過ぎ、誰もが勝てないと思いつつ臨んだ最後のレースで勝利をもぎ取り、競馬場を「オグリコール」で一色にした張本人です。そのオグリキャップの故郷(ホームグラウンド?)、岐阜の笠松競馬場が今、存続の危機を迎えています。(1月13日現在)長年、赤字が続いているため、主催する岐阜県などが「これ以上継続できない」というのです。
それに対し「そんなのおかしい」立ち上がった女性がいます。調教師や騎手などの奥さんが結成した「愛馬会」という団体です。自らのホームページで「競走馬を買ってください」と掲載したり、ほかの地方競馬を応援するため高崎(群馬県)に行ったり。そんな彼女たちの行動を通じて今回の騒動は何だったのかを考えます。
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