2010年3月22日(月・祝) 午前9時57分~10時30分放送
 
白血病を乗り越えて
~元プロ野球選手の闘い~
 
 
三重県桑名市で大豊さんが地元の子どもたちに
野球を教えている(野球教室の)様子
 
 元中日ドラゴンズの選手、大豊泰昭(46歳)さん。豪快なバッティングとユーモア溢れるキャラクターで地元のファンを中心に愛され続けた選手です。
大豊さんは、台湾から王貞治さんに憧れて来日、1988年ドラフト2位で中日に入団。1994年にはホームラン王と打点王の2冠を獲得するなど輝かしい記録を残しました。

 その大豊さんが去年3月、突然病魔に襲われました。病名は「急性白血病」。
あまりにも突然の入院。辛い闘病生活。大豊さんはその時の心情や病気の症状などを記録としてビデオやメモ帳に残していました。そこには、「なぜ病気になったのが俺なんだ」というやりきれない思いや娘・祐子さんへの手紙が書かれていました。
不安を抱えながらも、決して生きる希望を捨てなかった大豊さん。抗がん剤による厳しい治療を乗り越え、8月20日、無事に退院することができました。
今後は、闘病中の患者さんを訪問したり、悩みを抱える人たちに勇気を与えたりしたいと語る大豊さん。病気と闘った大豊さんの姿を追いました。
 
 
闘病中の大豊さん 闘病中大豊さんが
記録していたメモ
(メモ帳とテレビカード)
 
 
スタッフのつぶやき