2013年3月19日(火) 深夜1:59~2:54放送
 
「涙をふいて~馬瓜エブリン17歳~」
 
2012年12月28日 広島県 ウィンターカップ表彰式での涙
 

高校女子バスケットボールの強豪、愛知県の桜花学園高校。
チームのエースとして活躍を期待されているのが、現在高校2年生の馬瓜(まうり)エブリンさん17歳だ。
エブリンさんは、ガーナ人の両親のもと、日本で生まれ育った。14歳の時、両親と共に日本国籍を取得し、その後16歳以下の日本代表にも選ばれた。

桜花学園には、全国からトップクラスの選手が集まっている。
しかし、そんな強豪チームでありながら、この2年、全国制覇からは遠ざかっていた。桜花学園の王座奪還には、長身で、運動能力の高いエブリンさんの活躍が不可欠だ。
先輩の河村美幸さんとともに、2トップとして、エブリンさんの活躍に期待がかかるが、思うように結果が出せない時が続いた。そのたびごとに頬を伝わる涙。
去年の国体では、なんと初戦敗退という苦汁も味わった。
そんなエブリンさんを支える存在が、母フランシスカさんと中学2年生の妹、ステファニーさんだ。
ステファニーさんは、同じバスケの道に進み、日本代表を目指す「ライバル」でもある。
フランシスカさんは、娘のバスケット環境を最優先して転居し、1時間かけて通勤するなど厳しい環境の下、孤軍奮闘し娘たちを支援している。

そして年末、エブリンさんは、高校日本一をかけて「ウインターカップ」に臨んだ。
監督や家族が見守る中、仲間とともにエブリンさんがつかんだものとは…。

 
 
2013年2月2日 愛知県 新人体育大会の試合のヒトコマ 2012年12月28日 広島県 ウィンターカップ優勝後の胴上げ
 
スタッフのつぶやき