- 172回 -
2019年9月6日(金) 26:34~27:34
甲子園への遺言~限りある時の中で~
「中野さんを甲子園に連れていく」
愛知県春日井市にある中部大春日丘高校野球部には特別な想いがあった。
OBでもある中野竜司コーチと目指していた初めての夢舞台。しかし今年2月、恩師は小細胞肺ガンのため39歳の若さでこの世を去った。
2年前、コーチに就任した時には既に病魔に侵されていた。体に痛みを抱え、さらに愛する家族も・・・、それでも指導する決断をした裏には、母校を甲子園に連れていくという強い気持ちがあった。限られた最後の時間、後輩たちに愛情を注ぎ中野コーチは人生を全うした。
「時間を大切にしろ」恩師が野球部に宛てた甲子園への遺言。想いを受け継いだ球児たちは、コーチの葬儀の日でも普段と変わらず練習に励んでいた。
3年生たちは1年生の頃から中野コーチの指導を受けてきた世代。彼らもまた、夏までの限りある時の中で日々努力していた。
恩師の想いを背負い挑んだ夏、戦いの先に見えた景色とは・・・。
愛知県春日井市にある中部大春日丘高校野球部には特別な想いがあった。
OBでもある中野竜司コーチと目指していた初めての夢舞台。しかし今年2月、恩師は小細胞肺ガンのため39歳の若さでこの世を去った。
2年前、コーチに就任した時には既に病魔に侵されていた。体に痛みを抱え、さらに愛する家族も・・・、それでも指導する決断をした裏には、母校を甲子園に連れていくという強い気持ちがあった。限られた最後の時間、後輩たちに愛情を注ぎ中野コーチは人生を全うした。
「時間を大切にしろ」恩師が野球部に宛てた甲子園への遺言。想いを受け継いだ球児たちは、コーチの葬儀の日でも普段と変わらず練習に励んでいた。
3年生たちは1年生の頃から中野コーチの指導を受けてきた世代。彼らもまた、夏までの限りある時の中で日々努力していた。
恩師の想いを背負い挑んだ夏、戦いの先に見えた景色とは・・・。