- 179回 -

2021年11月21日(日) 午前10:38〜11:50

東京の日の丸



ナレーション:宮﨑あおい

2021年夏の東京オリンピックで、バスケットボール女子日本代表が銀メダルを獲得する快挙を成し遂げました。
代表選手の一人である馬瓜エブリンさん(26)が番組の主人公。
躍進の起点となった予選フランス戦で劣勢を覆すプレーを見せ、勝利への流れを引き寄せました。
 
エブリンさんは愛知県出身。
ガーナ人の両親のもと豊橋市で生まれ、東郷町で育ちました。
メ~テレは2008年からエブリンさんと家族を取材してきました。
肌の色や国籍の違い。
彼女は目標の前に次々と立ちはだかる「壁」とどう向き合ってきたのか。
13年分の貴重な映像をもとにエブリンさんが辿ってきた波乱万丈の路を描きます。



◆宮﨑あおい
エブリンさんが中学生の頃から、ナレーションという立場で見守らせて頂き、人としてどんどん成長し、またバスケットボール選手としても大活躍されていることをとても嬉しく感じています。
映像を見ながらいつも思うのは、とても笑顔の素敵な人だなということ。
悩み葛藤することも多かったと思いますが、成長する中でどんなことも前向きに考えられるようになったエブリンさんだからこそ、いい出会いやご縁に恵まれたのだろうと思っています。
選手として沢山の人の想いを背負い、また違った大変さがあるかもしれないけれど、きっとエブリンさんなら全てを力に変えて進んでいくのでしょう。
本当に素敵!ずっと応援しています!

◆村瀬史憲プロデューサー
メ~テレでは、彼女が13歳、中学1年の時から取材を続けています。
初めて会った時、彼女の礼儀正しさと、強い意思を感じさせる眼差しに心惹かれ、「この人がどんな大人になるか見届けたい」と思い、カメラを回し続けてきました。
メ~テレがエブリンさんのドキュメンタリーを制作するのは今回で4回目。
そのすべてで、女優の宮﨑あおいさんにナレーションを担当してもらっています。
エブリンさんが中学生の頃は優しい姉のように、高校に入ってなかなか成果が出せなかった頃には親しい友人のように、いつも温かみある声で「語り」を添えてくれました。
五輪の日本代表として躍動したエブリンさんの「今」をどんなこころで伝えてくれるのか、ご期待ください。