各界の達人に教えを請う!目からウロコ、聞いて納得のウラ技や意外と知らない基本を達人から学びます。
達人直伝「5月がピーク!意外と知らない紫外線対策!」
森田豊先生
今回の達人は医療ジャーナリスト森田豊先生に紫外線対策についてスタジオでお話をお聞きしました。
紫外線は主に2種類ある
UV-A…肌の深部に影響し、コラーゲン繊維を破壊→しわ・たるみの原因に!
UV-B…肌の表面に影響し、色素細胞が活性化→しみ・そばかすの原因に!
今は特にUV-A対策が重要
5月が一番UV-Aの量が多い。
油断は禁物!
くもり→晴天時の約90%
車内→屋外の約80%
カーテン越し→屋外の約50%
知らずのうちにみなさんも紫外線を浴びています。
長時間浴び続けると…白内障や皮膚がんの原因にも!
日焼け止めPAとSPFはまったく違う
PA…UV-Aに効果アリ!UV-Aに対して防御効果が高い。
SPF…UV-Bに効果アリ!UV-Bに対する効果が持続する時間が長くなる。
ただし!数値が高ければいいわけではない!
もちろんプラスや数値が高ければしっかりと長い時間紫外線から守ってくれます。その分、乾燥や肌に対する負担が大きくなることがあります。
なので、日差しや状況、肌の状態にあった日焼け止めを選ぶのが大切です!
間違いだらけ!?紫外線対策
去年使った日焼け止めの残り→効果なし
開封後1年、未開封で3年程度が目安です。
スプレータイプは3年程度が使用期限と言われています。
色の濃いサングラス→逆効果
色の濃いサングラスでは、目の瞳が開いてしまってその分、目に紫外線がたくさん入ってしまうんです。大切なのはUVカットのサングラスであるかなんです。
朝飲む蜜柑系ドリンク→逆効果
蜜柑類やキウイ、きゅうり、セロリなどにはソラレンが多く含まれています。
この成分は紫外線吸収を高めることがあります。したがって夕方以降に摂取するといいです。ソラレンを食べてから2時間くらいで効果はピークになり、7~8時間効果が持続されると言われています。
逆にトマトに含まれるリコピンやニンジンに含まれるβカロチンは日焼け対策に効果的と言われています。
※掲載している情報は放送時のものです。