<水曜OA>
時に〝あら〟く大胆に。時に〝ゆる〟く和やかに。〝あらゆる〟ギモンを徹底調査!
身近な疑問から東海地方に渦巻く謎を、街の声と共に「ドデスカ!」なりに解決へと導きます。
あらゆるサーチ「名古屋の由来を調査」
あらゆるサーチ「名古屋の由来を調査」
きょうのあらゆるサーチは、
名古屋という地名の由来を大調査!!
まずは、名古屋市民に聞いてみます。
・なごむところ
・有名な古い屋敷
・なごを売っているところ
納得できそうな意見もありましたが、果たして真実は?
まずは「名古屋市史」を見てみます。
そこにあった説は…
●武士の集落 根小屋 説
室町時代。武士たちの集落を「根小屋(ねごや)」と呼んだ。
名古屋には根小屋がたくさんあり、
ネゴヤがなまってナゴヤになった説。
続いて名古屋文化に詳しい2人の専門家にも聞きます。
・地名に詳しい杉野さん
●那古野と書いてナゴヤ 説
那古野庄とは平安時代にあった荘園。
・名古屋の伝統芸能に詳しい 安田さん
●名古屋弁 霧=ナゴ 説
・昔は霧が立ちやすかった名古屋。
霧(ナゴ)が深い野→ナゴヤになったという説。
さらに、全く別の視点「地形説」「異国文化説」を提唱する2人の学者を発見!
・愛知県立大学 大塚教授
●平らな地形 ナギ 説
「ナギ」とは海や川の浸食などで平らになった土地のこと。
「ナギの野原」が転じ「ナギヤ」、「ナゴヤ」になったという説。
この説に至ったのには訳が…
→全国各地にナゴヤがあるのが説明がつかない。
実はドデスカ!が調べただけでも8か所もの“ナゴヤ”が存在!
中でも佐賀県唐津市鎮西町名護屋には「名護屋城」があったとされています。
名護屋城を研究する武谷さんにこの「ナギ」説のことを伝えると…
→この説は佐賀県の名護屋でも通用する有力な説との回答が。
続いて異国文化説。
・東京外国語大学 新江さん
●チャム族のチャム語 説
ベトナムなどで今も暮らす少数部族「チャム族」
実は799年にチャム族と思われる男性が愛知県西尾市に漂着したと
されているんです。
チャム語で港町=「Nagar aia(ナガル ヤー)」がナゴヤの語源になったかもしれないとのこと!
ということで名古屋に留学しているチャム族の2人に話を聞くと…
チャム語で「Nagar aia(ナガル ヤー)」と名古屋は発音が似ているとのこと!
調査結果
今回の取材で5つの説が判明。
あなたはどの説を信じますか?
※掲載している情報は放送時のものです。