<水曜OA>
時に〝あら〟く大胆に。時に〝ゆる〟く和やかに。〝あらゆる〟ギモンを徹底調査!
身近な疑問から東海地方に渦巻く謎を、街の声と共に「ドデスカ!」なりに解決へと導きます。
あらゆるサーチ「すき焼きに角麩 入れる派?入れない派?」
冬のごちそう「すき焼き」ですが、東海地方の独特の具材「角麩」を入れる・入れないについて論争が勃発!?
そもそも角麩とは、主に小麦粉を原料とした麩の一種。
東海地方のスーパーでは、寒くなるこの時期が売り上げ最盛期。
煮物などで愛用され、この地域で親しまれる超ローカル食材。
そんな角麩について、全国製麩工業会は「すき焼きに角麩を入れるのは、愛知・岐阜だけ」と回答。
すき焼きに角麩を入れるのは、主に愛知の尾張地方・岐阜の西濃地方
町で調査すると、たしかに「角麩はすき焼きになくてはならない存在」という意見も多かったんです。
ところが、「角麩は、すき焼きに入れるなんて聞いたことない」という声も。
そこで、「入れる派・入れない派」の分布図を作成したところ、愛知の尾張地方・岐阜の西濃地方と、限定的な地域の方だけが、角麩をすき焼きに入れていると判明!いったいなぜか?
岐阜の老舗の麩屋さんに聞いたところ、「美味しい角麩を作るためには、水が重要。
木曽三川が流れる尾張地方や西濃地方は、水に恵まれた地域なので、麩をつくる会社も昔から多く、周辺の出身者にとって、身近にあった角麩をすき焼きに入れたのでは?」とのことでした。
※掲載している情報は放送時のものです。