<水曜OA>
時に〝あら〟く大胆に。時に〝ゆる〟く和やかに。〝あらゆる〟ギモンを徹底調査!
身近な疑問から東海地方に渦巻く謎を、街の声と共に「ドデスカ!」なりに解決へと導きます。
「なぜ名古屋めし?カレーうどんを徹底調査」
全国どこでも食べられるカレーうどんがなぜ名古屋めしなのか?を大調査!
実は、名古屋で食べられるカレーうどんは唯一無二だった!?独特な特徴とは…?
名古屋の街で調査
名古屋の街で74人に聞いた結果、「カレーうどん」を名古屋めしだと思っている人はわずか5人。
9割以上の人が「カレーうどん」を名古屋めしと思っていませんでした。
名古屋めしという認識は無いものの「カレーうどん」は好きでよく食べるという人が多い結果でした。
去年9月にオープンした「カレーうどん椛(もみじ)」はランチ時には行列ができる人気店。
とろみのあるスープにコシのある太麺が特徴の一杯が愛されていました。
- 取材先
- カレーうどん椛(もみじ)
- 住所
- 名古屋市中川区打出1丁目96-3
- 営業時間
- 11:00~14:00
17:30~21:00(L.O.20:45)
- 定休日
- 日曜
- 駐車場
- あり(5台)
- 電話
- 052-855-3781
- 紹介商品・価格
- カレーうどん 850円
独自のカレーうどん文化
シメのカレーうどんの先駆け的存在の「うどん錦」。
ウコンなどのスパイスがたっぷり入っているため、二日酔いに効くというお客さんの声も多いそうです。
シメのラーメンではなく〝シメのカレーうどん〟という独自のカレーうどん文化が名古屋には根付いていました。
名古屋めし専門料理研究家のSwindによると…
名古屋はカレーうどんをメインに出すお店や専門店が他の地域より圧倒的に多くカレーうどん文化が古くから根付いているとのことです。
- 取材先
- うどん錦
- 住所
- 名古屋市中区錦3-18-9錦花園ビル 1F
- 営業時間
- 11:30~13:30
18:00~翌2:00
- 定休日
- 日曜・祝日
- 駐車場
- なし
- 電話
- 052-951-1789
- 紹介商品・価格
- カレーうどん 900円
カレーうどんが名古屋めしの理由は?
1931年創業の老舗「手打めん処 三朝」。
カレーうどんはほとんどのお客さんが頼む店の名物。
「カレーうどん」が名古屋めしである理由を3代目の佐枝慎一さんに聞くと…名古屋のカレーうどんは独特で東京をはじめとする他の地域とスープに大きな違いが。
東京をはじめとした他の地域のカレーうどんは、魚介ベース(かつおだしなど)の出汁に片栗粉でとろみをつけたものが主流。
あんかけのような比較的さらっとしたスープ。
一方、名古屋のカレーうどんは、動物系ベース(鶏だしなど)から出た油を煮込んで作るのでコクのあるドロドロのスープに。
さらに食べ応えのある太麺が使われているのも特徴。
また、比較してみると…見た目の色も名古屋の方が若干、黄色でした。
ドロドロスープに太麺・黄色っぽいという他の地域にはない特徴を持ったカレーうどんが“名古屋めし”と呼ばれる理由でした。
- 取材先
- 手打めん処 三朝
- 住所
- 名古屋市千種区千種1-4-25
- 営業時間
- 11:00~14:30
17:30~20:30
- 定休日
- 水曜
- 駐車場
- あり
- 電話
- 052-731-4283
- 紹介商品・価格
- カレーうどん 800円
※掲載している情報は放送時のものです。