多くの方が「ギモン」に思っている身近な不思議を徹底調査。時間をかけて視聴者が「納得」できる結果を導き出します。
全力リサーチ「秘境駅に人々が殺到!?」
豊橋駅
今回の全力リサーチは「秘境駅に人々が殺到!?」
人里離れた場所にある秘境駅に、人々が殺到しているというんです。
そのワケを調査してきました。
人里離れた場所に、ひっそりと、たたずむ秘境駅。
駅の周りは、山と川だけ。
ホームの、すぐ横に断崖絶壁。
そんな、普段は、ほとんど利用する人がいない駅が…。
なぜか、ラッシュアワー並みの大混雑!
そもそも秘境駅とは、周りに集落がなかったり、車道が通じていないなど、利用する人がほとんどいない駅のこと。
愛知の豊橋駅から、長野の辰野駅へと延びるJR飯田線は、天竜川が作った複雑な地形によって集落の近くに駅が作れなかったり、ダムの建設により周辺の集落が水没したために、いくつもの秘境駅があり、「秘境駅銀座」と呼ばれています。
今、この秘境駅をめぐる旅が人気なんです!
秋や春の行楽シーズンには、豊橋駅から飯田駅まで、秘境駅を巡る「飯田線秘境駅号」が運行しています。
車内で多くの乗客が食べていた駅弁が…。
山菜を中心に、飯田線沿線をイメージして作られた、その名も「秘境駅弁当」。
外紙には、秘境駅のイラスト。
- 住所
- 愛知県豊橋市花田町西宿
- 営業時間
- 在来線 5:10~22:30
新幹線 6:20~22:30
※平成29年3月4日現在
小和田駅
最初に訪れるのは「小和田(こわだ)駅」。
静岡・愛知・長野の3県にまたがる場所に位置しています。
駅の右も左も、両側がトンネル。
1日の乗車人員は、およそ5人。
最寄りの集落までは、1時間かかります。
以前は、駅の周りにも家がありましたが、ダムが出来て水没。
朽ち果ててしまいそうな廃屋が、ひっそりとたたずむばかり。
この秘境駅に、人々は何を求めてやって来るのか…
中井侍駅
2番目の秘境駅は「中井侍(なかいさむらい)」。
川に面した急な斜面には…茶畑!?
いくら何でも、こんな所に作らなくても、よかったのでは!?
伊那小沢駅
3駅目は「伊那小沢(いなこざわ)」。
注目を集めていたのは…。
長野の山奥にふさわしくない、謎の植物。
秘境駅には、こんな意外な発見も、転がっています。
平岡駅
続いての停車駅は「平岡」。秘境駅ではありませんが、ホームから歩いて、わずか1分で…、宿泊もできる温泉があったり…。
こんな秘境駅グッズが買えるなど、秘境駅めぐりの強い味方。
為栗駅
つり橋がかかる秘境駅「為栗(してぐり)」
コワイ思いまでして、つり橋を渡るワケは…。
田本駅
続いての秘境駅「田本(たもと)」へ
駅から降りると、そこは断崖絶壁。
階段を上れば、その全貌が明らかに…。
金野駅
残る秘境駅は2つ。じつは、ある共通の楽しみ方が…。
「金野(きんの)」駅。すなわち「金の駅」。
看板をさわると金運がアップする!?
千代駅
もう一方、秘境駅は「千代(ちよ)」。
「千代(ちよ)」とは、「長い年月」という意味。
看板をさわれば長生きができる…かもしれません。
秘境駅めぐりも、これで終わり。
この先、飯田駅まで行く「秘境駅号」ですが、多くの乗客が途中下車する「天竜峡駅」。
5時間に及ぶ旅の締めくくりは「天竜峡」です。
※現在「飯田線秘境駅号」の運行期間は終了しています。
※掲載している情報は放送時のものです。