多くの方が「ギモン」に思っている身近な不思議を徹底調査。時間をかけて視聴者が「納得」できる結果を導き出します。
全力リサーチ「視聴者投稿ありがとうSP」
全力リサーチ「視聴者投稿ありがとうSP」
今回の全力リサーチは、数多く寄せられている視聴者投稿の中から、食に関する疑問を調査。
(1)もやしについている「芽とひげ根」をほかのお母さんは取っているの?
安城市在住の主婦 鈴木さんから寄せられた投稿。
・街頭インタビューを行ったところ、面倒・手間がかかるという理由から、ひげ根を「取らない派」が多数。
・その手間を番組で調べたところ、一般的なもやしひと袋200グラムで、およそ240本。ひげ根を取るのにかかる時間はおよそ25分と、やはり忙しい主婦にとっては、かなり手間のかかる作業のよう。
・ひげ根のあるなしで、味は変わるのか調査。料理家の中辻健太先生のご協力のもと、ひげ根のあるものないもの、それぞれ同じ方法で調理したもやし料理の試食会を実施。どちらが美味しかったか伺ったところ、結果はひげ根の「ない方」でした。それぞれの味の違いは、ひげ根の「ある方」が、もさもさした食感、ひげ根に味が絡みごはんに合う味わいになり、ひげ根の「ない方」は、シャキシャキ感、まろやかな味わいになるということでした。
・愛知学泉大学 家政学科 森山三千江先生によると、ひげ根部分のビタミンCは、大豆もやしの場合、もやし全体の約15%程度だそう。
(2)郡上市に生の肉と白菜の漬物、「肉漬け」があるというんです。
岐阜市在住、さんだるうっどさんからの寄せられた投稿。
・白山連峰に囲まれた白鳥町石徹白(いとしろ)地区に、「肉漬け」がありました。
・「肉漬け」とは、生肉は「豚、鶏、牛」を使い、白菜とニンニクなども入れます。石徹白の各家庭のレシピで作られていますが、販売・食べられるお店はなく、門外不出の幻の漬物。
・50年ほど前、韓国人から一人の女性が作り方を教わり、人伝えに小さな集落の中だけで広まっていったそう。
・食べ方は、油を引いたフライパンで炒めるだけ。
紹介したもやし料理のレシピ「豚肉と塩昆布のもやし炒め」
【材料】2人分
もやし 1袋(200g)
豚こま肉 50g
しょうゆ 大さじ1
日本酒 大さじ1
塩昆布 大さじ1
サラダ油 大さじ1
細ねぎ 適量
【作り方】
1.もやしは水にさらし、その後しっかり水気を切る。
2.フライパンにサラダ油を入れ中火にかけ、しっかり熱くなったら豚こま肉を広げ、炒める。
3.豚肉の色が変わったら、もやしを入れ透明感が出て少ししんなりするまで炒める。
4.酒、しょうゆを入れ炒める。
5.塩昆布を入れ、タレともやしの水分を飛ばし器に盛りつけ、ねぎを飾る。
※掲載している情報は放送時のものです。