多くの方が「ギモン」に思っている身近な不思議を徹底調査。時間をかけて視聴者が「納得」できる結果を導き出します。

2016年2月3日(水)

全力リサーチ「夫婦でパパ・ママと呼びあう人は？」

夫婦でパパ・ママと呼びあう人は？

夫婦でお互いを呼びあうとき、どのように呼んでいるのか全力リサーチ。
「パパ・ママ」という人が多いのでしょうか？それとも・・・？

子育て支援を通じて多くの親子と触れ合ってきた子育てカウンセラーの佐藤浩子さんに聞いてみたところ「パパ・ママ」という呼び方は「ママ友」という言葉が一般化してから増えてきたように感じる、とのことでした。

実際に名古屋市内で聞いてみると「子どもたちの前ではパパ・ママ」と呼びあう夫婦が多かったんです。しかし、「夫婦2人の時間では名前や愛称で呼びあう」など状況によって使い分けているという夫婦も。
「パパ・ママ」と呼んでいる人の理由は「ママになりたかったから」「子どもが呼んでいるので自然に」という人が多く、「名前や愛称」で呼びあっている人の理由としては「夫のママではないから」「１人の男性・女性としてみてくれている感じがするから」というものが多かったんです。

また、夫婦でいつもとは違う呼ばれ方をするとどんな気持ちになるのでしょうか？
一宮市にある「COCORO CAFE」を営む中村夫妻に協力してもらい検証してみました。その結果「どんな呼び方であれ、いつもと違う呼び方をされると新鮮でうれしい気持ちになることもある」ということがわかりました。

夫婦間ではどんな呼び方をするのがよりよい関係を築けるのでしょうか。
夫婦再生カウンセラーの下木修一郎さんに聞いてみたところ、「基本的には下の名前やニックネームで呼ぶことがいい」としながらも、夫については「親になったという自覚を持ってもらうために“パパ”“お父さん”と呼ぶことは悪いことではない」ということで、状況によって呼び方を使い分けることがベターなのではないか、ということでした。