国内有数の “野鳥の楽園” として知られる名古屋市の藤前干潟。過去には、ごみの最終処分場の建設計画なども出ましたが、市民らの強い反対で撤回。2002年に 「ラムサール条約」 に登録され、豊かな生態系が守られてきました。 しかし、藤前干潟を訪れた取材班が目にしたのは、おびただしい量の 「プラスチックごみ」。そこで、海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックによる汚染の実態を、専門家の協力を得て調査。その結果は予想をはるかに超えるものでした。 ごみの削減や自然環境保護の先駆的事例となった 「藤前干潟保護活動」 の “成果と直面する課題” に目を向け、解決するための道を若い世代の人たちとともに考えました。
私にも娘が2人いて、子供たちの未来のため、自然の豊かさなどをどうやって伝えるかということを常に考えています。 実際に親である僕たちが動くこと、そして見聞きしたものを伝えるなど、大人たちが意識すると子どもたちの意識も高まってくると思います。 その意識が少しでも番組を見た方の気持ちの中で、高まってくれるといいという思いがあります。