五十嵐 信裕
東京都出身。1990年メ~テレ入社、東日本大震災では被災地でANN現地デスクを経験。報道局防災担当部長や防災特番『池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ』プロデューサーなどを経て、現ニュースデスク。防災関係のNPOの特別研究員や愛知県防災減災カレッジのメディア講座講師も務め、防災・減災報道のあり方について取材と発信を続ける。日本災害情報学会・会員 防災士。
2024/05/19
毎日の暮らしの中の行動を「防災を意識した行動」にしておけば、いざという時に、自然に防災行動ができるようになることを「防災の日常化」と言います。今回は日常でも使える「意外な防災グッズ」を紹介します。
避難所での食事は、栄養が偏りがちです。
おにぎり、パンなどが配られますが、ビタミンを摂れるようなもの、総菜類や野菜・果物類はあまりありません。
そんな野菜不足を助けてくれるのが野菜ジュースです。
ビタミン不足対策には野菜ジュースがおすすめです。
野菜は長期間の保存に向いていませんが、野菜ジュースは備蓄可能です。
「長期保存可能版」もあります。もちろん野菜ジュースでなくてフルーツジュースでもOKです。
ケース買いしてローリングストックしてください。
被災地ではガソリン不足が続きました。道路にクギやガラスの破片も落ちていました。
通れない道路もありました。このため小回りがきく自転車が重宝されていました。
通勤・通学・買い物に、自転車が日常の移動手段として使われていました。
自転車も立派な「防災グッズ」です。
自転車の売れ行きが良かったようで、売り切れの店もありました。
乗りやすく、ちょっとした荷物を運べる自転車が、普段から一家に1台あると便利です。
ノーパンクタイヤの自転車も出ています。
非常持ち出し袋の回でも書きましたが「メガネ」も防災グッズです。
東日本大震災の後、物流がストップしたため、通常のルートで「使い捨てコンタクト」が被災地に入って来なくなりました。
家ではメガネを使っていて、避難の時に持ち出せた人は大丈夫でしたが、そうでない人は大変でした。
老眼鏡も同じです。老眼鏡を持ち出せなかったお年寄りは避難所で不便をしていました。
高額なものである必要はありません。予備のメガネを準備しておきましょう。
東京都出身。1990年メ~テレ入社、東日本大震災では被災地でANN現地デスクを経験。報道局防災担当部長や防災特番『池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ』プロデューサーなどを経て、現ニュースデスク。防災関係のNPOの特別研究員や愛知県防災減災カレッジのメディア講座講師も務め、防災・減災報道のあり方について取材と発信を続ける。日本災害情報学会・会員 防災士。