視聴者の声
「UP!」について〔毎週月~金 夜6時17分放送〕
- 特集コーナー『お父さん大奮闘!クリスマスイルミネーションに挑戦』、『なばなの里イルミネーション中継』ですが、地球温暖化や省エネが叫ばれているのに、マスコミが取り上げる必要があるか疑問です。
この件に関して番組プロデューサーは「『お父さんの大奮闘』はお父さんの微笑ましい奮闘振りを伝え、『イルミネーション中継』は美しい映像を楽しんでいただき、年末年始の行楽情報としても役立てていただこうとの趣旨です。いずれも消費電力が極めて少ない発光ダイオードを使用していることを放送で伝えています。」と述べました。
- 万引きや盗撮の犯人の隠し撮りをして犯人が悔やんでる様子をよく放送していますが何のために放送しているのですか。
この件については、「ニュースの役割の一つは真実を伝え、よりよい社会の実現に寄与することです。警備員から諭されている場面を目にすれば、万引きという犯行の愚かしさを実感し、犯罪防止につながるのではという趣旨です。人権にも配慮し被疑者の映像・音声は加工して本人が特定できないようにしています。」
- 特集「年末ホストクラブに密着」について子供たちも見るような夕方の時間帯にこのような内容を放送しないでください。放送するなら夜遅くするなど、よく考えてください。
この件については、「ニュース番組では普段目にすることの少ない社会的事象を丹念に描き、今世の中で何が起こっているのかを伝えることが重要な役割です。しかし、影響力の大きさを十分に認識し、テーマや表現に関して最新の注意を払わなければならないのはいうまでもありません。そうした観点からも今回の特集は客観的に捉えたものであり、良識的な風俗・習慣を乱すものではないと考えます。」
「UP!」のキャッチフレーズは「それはニュースだっ!!」です。これは既成概念にとらわれず、広い視野で現代社会のさまざまな事象を取り上げていこうという番組の姿勢を表しています。題材を取り上げる判断基準には「視聴者に興味を持ってもらえるもの」「真実を放送することにより、良い社会・豊かな生活の実現に寄与する」という基本的な姿勢があります。視聴者の立場でこれからもさまざまなニュースをお伝えしていきます。
放送倫理・番組向上機構(BPO)からのお知らせ
- 昨年7月に放送されたフジテレビ制作のバラエティ番組「27時間テレビ」内の「霊能師」企画について、放送倫理検証委員会は先月21日「取材・構成・演出は制作上の倫理に違反する」とする意見を公表するとともに、フジテレビに改善策の提出をもとめました。
- 死刑の是非が争われている山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐるテレビ報道について放送倫理検証委員会は小委員会を設けて調査することを決めました。
放送番組審議会からのお知らせ
- 今月の審議番組は1月3日午後2時30分放送『夫を交換!3泊4日ラブちぇん
お正月スぺシャル』です。毎週木曜放送の「ラブちぇん」のお正月2時間スペシャル版です。
オンブズトピックス

- 2月1日「放送倫理セミナー」開催